京都駅の本屋です。
ふたば書房 京都駅八条口店(京都府京都市) 宮田 修さん

 

 京都の玄関口に位置する当店は、地元の方だけでなく、インバウンドや観光のお客様も多く訪れます。

 立地がいいこともあり、最近は作家さんにご訪問いただく機会が増えました。

 その際のマイルールは、ご訪問いただく作家さんの本を事前に読んだ上でPOPを書いておくことです。折角足を運んでくださるので、少しでも感謝の気持ちが伝わればと思っています。

 出来れば、準備万端でお出迎えをしたいのですが、一週間に三名だったり、ダブルヘッダーの時は、当日読了・作成という綱渡りとなることもしばしばあります。

 ただ、私が小説を好きであることに加え、今まで著者訪問が少ない店に勤務していたので、嬉しい悲鳴を上げながら楽しんでいます。

 本屋の役得として、事前にゲラやプルーフで先読み出来るので、余裕をもって読めることもありますが、それらが無い場合もあり、発売から間もない時の訪問は焦りますが、今の所、実行出来ています。

 本の面白さは、一人ひとり同じ感想にならないことだと思っています。

 共感した部分や、全く違った感想を語りあえるのは楽しいですよね。

 そんな思いで書いた自分のPOPが、お客さんの背中を押し、その本がかけがえのない一冊になったとしたら、書店員冥利に尽きます。

 楽しんでもらえるような店づくりをしていきますので、京都にお越しの際には是非、ふたば書房京都駅八条口店にお立ち寄りください。

 ご訪問いただいた作家さんのサイン本もご用意しております。

 

心を込めた手書きPOPでお迎えいたします

私の推し本

『ファイア・ドーム(上・下)』
辻村深月・著
小学館

 

これほど無自覚な悪意を見せられ、人が信じられなくなるほどの衝撃を受けながらも、それでも人を信じたい、信じるに足る人達はいるんだと教えてくれる本です。