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ブックレビュー
1発の銃弾が運命を分ける、新感覚パラレルミステリー!「悪党のボスになる世界」と「パン屋になる世界」の2つが並行して進むと──『ボス/ベイカー』上田未来
1月30日更新
細谷正充[評]
死んだ太陽の後を継ぎ、窃盗団のボスになった“俺”こと錠二。太陽と一緒に、パン屋を始めた“僕”こと錠二。二つの世界は、どこに向かうのだろう。
ブックレビュー
「あなたの体験した『鬼』の話を100文字以内で聞かせてください」。ネットで募集した話を考察して見えてきた思わぬ「鬼」の正体とは……?『鬼の話を聞かせてください』木江恭
1月29日更新
日下三蔵[評]
ネットに寄せられた奇妙な事件の話。関係者の話を聞いた男が推理を披露すると、その様相は一変し、隠れていた「鬼」が姿を現す。企みに満ちた新鋭の連作!
ブックレビュー
鮨のみならず、胃袋も心も握る、スーパーおばちゃん鮨職人! 仕事に悩む人々を優しく美味しく癒してくれる、ハートウォーミング鮨小説の誕生です 『間借り鮨まさよ』原宏一
1月28日更新
大矢博子[評]
どうしてお店がうまくいかないのか? 悩める店主たちを鮨職人の雅代さんが救う。ほっこりあたたかな癒しの新シリーズ、満を持してここに開幕!
ブックレビュー
人生詰んだ男女4人。「死にたい」から抜け出せたのは、「生きづらさ克服しようの会」の結成だった 『死にたいって誰かに話したかった』南綾子
1月27日更新
三宅香帆[評]
人生詰んだキャラクターたちがハッピーエンドを見つけるまでの物語──本書は日本中にいる「死にたい」仲間へ、優しさを手渡す小説なのだ。
ブックレビュー
富める者も貧しい者もひとしく治療したいと願う、藩のお抱え蘭方医。その正義を貫く心がときには藩との対立を生む……『蘭方医・宇津木新吾 老中』小杉健治
1月18日更新
細谷正充[評]
松江藩の抜け荷騒動は、本当に終わったのか。藩お抱えの蘭方医・宇津木新吾が、真実を求めて奔る。小杉健治の人気シリーズ、絶好調の第15弾だ。
ブックレビュー
サッカー実況のカリスマがマイクをペンに持ち替えた。日本代表に今足りないのはこんな選手だ!『星降る島のフットボーラー』倉敷保雄
1月16日更新
細谷正充[評]
サッカー実況のカリスマが、小説という器に、自分の好きなエンタメ要素をギュウギュウに詰め込んだ。とんでもないサッカー小説が、とんでもなく面白い!
ブックレビュー
警察でも捕まえられない「巨悪」。警視庁と神奈川県警のはみ出し刑事たちが一線を越えてでも追う「巨悪」の正体とは──『相剋 越境捜査』笹本稜平
1月15日更新
細谷正充[評]
ふたつの事件が繋がったとき、恐るべき真相が見えてくる。笹本稜平の人気シリーズ第8弾。鷺沼たちタスクフォースは、巨悪を倒すために一線を越える。
ブックレビュー
幕末は官軍の指揮官、維新後は自由民権運動のリーダーとして激動の時代を生き抜いた板垣退助。その骨太の生涯は、政治不信の“今”、人々を魅了する──『自由は死せず』門井慶喜
1月14日更新
細谷正充[評]
幕末維新を土佐藩士として駆け抜け、明治の世になってからは自由民権運動に一身を捧げた板垣退助。彼の波乱に富んだ生涯を、門井慶喜が描き切った。
ブックレビュー
「自分は空っぽなんだよ」人は誰しも空洞を抱えている。しかし、与えたり貰ったりすることで、その空洞は次第に埋まっていくのだ──『空洞に響け歌』朝倉宏景
12月21日更新
大矢博子[評]
天才ボーカリストの突然の死。その時、残されたバンドのメンバーは何を思い、何と闘うのか──。感動がゆっくりと胸に染み込む青春群像劇。
ブックレビュー
母乳が出ないことで母親失格の烙印を押された女と、母乳が出るばかりに利用された女。対照的な二人の「母」の行き着く先は──『乳房のくにで』深沢潮
12月20日更新
大矢博子[評]
一気読み必至! 母乳が出ないことで母親失格の烙印を押された女と、母乳が出るばかりに利用された女。対照的な二人の「母」の行き着く先は──?
ブックレビュー
歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』に継ぐ、開拓期の北海道を描いた短編集『楡の墓』(浮穴みみ・著)。多くの人々が理想を託した札幌の開墾なのだが…
12月19日更新
細谷正充[評]
明治の北海道は、いかにして開拓され、発展していったのか。浮穴みみが、『鳳凰の船』に続き、北の大地の歴史と人間に迫った。新たな歴史小説の収穫だ。
ブックレビュー
「誇り高き宿無し」にして食の達人・ヤッさんが、悩める料理人たちを救う! 悪徳飲食店オーナーや横領料理人を一刀両断! 『春とび娘 ヤッさんV』原宏一
12月18日更新
細谷正充[評]
誇り高き宿無しにして、食の達人。あのヤッさんが帰ってきた。市場が移転しても、ヤッさんは変わらない。原宏一の人気シリーズ、絶好調の第5弾だ。
ブックレビュー
結婚式を終えた2人が目を覚ましたのは鉄の部屋だった…。脱出するため、究極の心理ゲームが始まる 『アンサーゲーム』五十嵐貴久
12月17日更新
細谷正充[評]
幸せの絶頂から、捕らわれの身となった新婚夫婦。無理やり行われるアンサーゲームによって、ふたりの本質があぶり出される。このサスペンスは強烈だ。
ブックレビュー
女子大生と女ヒットマンがコンビを組んだ。立ち向かうのは大手人材派遣会社と手を組んだ超武闘派ヤクザ!『ブレイクスルー』柴田哲孝
11月29日更新
細谷正充[評]
淡路島に集結した、お馴染みのメンバーが、悪党相手に大暴れ。柴田哲孝の人気シリーズ第五弾は、キャラクターを錯綜させながら、どこまでも爆走する。
ブックレビュー
人事異動のモヤモヤは、現代も戦国の世もいっしょ。足軽大将から畑違いの家康の馬廻役になった茂兵衛の運命やいかに?『馬廻役仁義』井原忠政
11月28日更新
細谷正充[評]
戦場で討ち死にしたと思ったら、どっこい生きてた植田茂兵衛。なんと馬廻役に抜擢された。井原忠政の超人気シリーズが、ついに大台の10巻に突入だ。
ブックレビュー
生きていくのは辛いけれど、それでもあなたを守ろうとする人はいる──闇堕ちミステリーにして究極の恋愛小説 『闇に堕ちる君をすくう僕の嘘』斎藤千輪
11月27日更新
大矢博子[評]
花屋で働く青年が出会ったのは、美しい引きこもりの少女だった──。人が人をすくうとはどういうことかを切なくも苛烈に描く、青春ミステリの佳作。
ブックレビュー
現実と理想のギャップに疲れ、諦め、他人の評価軸に苦しむ──弱さを抱えた男女が生きやすい世界を切り拓く成長物語 『珠玉』彩瀬まる
11月15日更新
大矢博子[評]
自分の望む自分にも、他人の望む自分にもなれない──そんな時は立ち止まって考えてほしい。不器用なふたりと誇り高い真珠が織りなす「珠玉」の物語。
ブックレビュー
尾籠な話で恐縮ですが…意外にもほっこり感動するんです。高度経済成長から取り残された里で下肥汲みを生業とする美少女の清貧と聖性の物語 『純子』赤松利市
11月14日更新
細谷正充[評]
貧しい村の下肥汲みの家に生まれた少女の、汚穢に満ちた物語。赤松利市、とんでもない話を書いてくれたものだ。本書を読むには、覚悟が必要である。
ブックレビュー
礼文島でかつて実際に起きた謎の「感染症」と闘った研究者と島民を描く。先の見えない2022年の今こそ読みたい、希望を灯す一冊『清浄島』河﨑秋子
11月3日更新
杉江松恋[評]
今もまだ続けられているエキノコックス症との闘いの原点を描く『清浄島』。生命を守ろうとする者たちの辛く、そして哀しい姿が胸を打つ。
ブックレビュー
今度は誰が殺された……殺人犯は、童話に出てくるあの人? この人!──童話の世界で起きる殺人事件を赤ずきんがスッキリ解決 『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』青柳碧人
11月2日更新
日下三蔵[評]
名探偵・赤ずきん、ふたたび登場! 童話プラス本格ミステリの趣向と練られたトリックの面白さで話題沸騰の人気シリーズ、待望の最新作!
ブックレビュー
自分の「普通」を押しつけることの、愚かさと危うさ。自分は「ちゃんとしている」と思う人、他者に対して「ちゃんとして」と思いがちな人こそ、新たな発見がある物語 『川のほとりに立つ者は』寺地はるな
11月1日更新
大矢博子[評]
こうあるべき、という「正しさ」が呪いになる──痛みや事情を抱えた人の思いをこまやかにすくいあげた、寺地はるなの「読むデトックス」の真骨頂。
ブックレビュー
結審直前にえん罪が発覚──変人裁判官のひとつの質問で、法廷がどよめく。前代未聞の逆転裁判ミステリー『不知火判事の比類なき被告人質問』矢樹純
10月31日更新
細谷正充[評]
不知火判事の「他に類を見ない質問」が、ありふれた5つの事件の、意外な真実を暴き出す。絶好調の矢樹純が送る、サプライズ満載の法廷ミステリー。
ブックレビュー
元芸人作家の超絶トリックが炸裂。紙の本でしか成立しないミステリー史上初のチャレンジとは!? 美人ゆえの苦労でドン底人生を送っている女性。彼女の手記から明らかになる驚愕の真実 『逆転美人』藤崎翔
10月30日更新
細谷正充[評]
本の帯の惹句、裏表紙の紹介文、この書評。すべて目にせず、本書を読んだ方がいい。そうすれば藤崎翔のとんでもない企みを、十全に楽しめるだろう。
ブックレビュー
幼子を亡くした母親の一人旅、いじめが原因で転校した少女の初登校、離婚した両親の復縁を願う少年の電車旅、介護に疲れ死に場所を求める老夫婦最後の旅──髙田郁による鉄道が舞台の感涙短編集
10月29日更新
大矢博子[評]
辛い日々の中にも、きっと救いはある──ささやかな優しさや一瞬の出会いが人を潤す、珠玉の短編集。「軌道春秋」待望の続編が登場!
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