歴史小説の新しい可能性が垣間見える傑作! 本作を読むと、登場人物の成長に胸に熱いものが湧いてくる。1600年の関ヶ原で幕を開け、その後の禁教、鎖国……遠く海を渡ってマカオで活躍する親友ふたりを描いた大河小説!『青天の双帆』大村友貴美
一読したあと、タイトルを改めてじっくりと見比べてみると、多聞と龍之進の二人が、さまざまな苦難を周囲の協力を得ながら、一つ一つ乗り越えて、まっすぐに成長していくその姿が改めて思い浮かんできて、胸に熱いものが湧いてくる。小説、それも大河小説をじっくりと読み込んでいくことの喜びがここにある!