「母がそちらに行っていませんか」──会えなくなった人からの、突然の電話。若く無鉄砲だったわたしは、美しく慎ましい奥様と過ごした、夢のような一夜を思い出す。誰にも知られない世界で解き放った記憶と、訪れた痛烈な別れ。二十年の歳月を経て、物語は再び動き出すが……。今回のポッドキャストでは寺地さんをお招きして、最新作『ぬすびと』執筆のきっかけから作品にこめた思いまでをお聞きしました。本作について、著者・寺地はるな氏の裏話が聞けるポッドキャストはこちらから!

 

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https://colorful.futabanet.jp/articles/-/6340

 

◆概要
【作品名】『ぬすびと』
【著者】寺地はるな

 

【あらすじ】
かつて喫茶店で働いていた鳴海は、菓子メーカーの創業一家・南雲家から子守役として雇われる。そこで出会ったのは、気難しい少年の栄輝と、美しい年上の奥様・彌栄子だった。次第に心を通わせていく三人だったが、ある出来事をきっかけに、彌栄子から「二度と会わない」と鳴海は突き放され、関係が途絶えてしまう。
それから二十年。大人になった栄輝から、ある日突然「母がそちらに行っていませんか」と電話が掛かってきて……。