小説

暗闇の法廷

暗闇の法廷
イラスト:伊藤幸穂
あらすじ

全盲の視覚障害者の美波優月が殺人容疑で逮捕された。殺されたのはリハビリ施設の施設長だったが彼女は無罪を訴え、刑事弁護専門弁護士の竜ヶ崎に弁護を依頼した。目の見えない被告、耳が聞こえない証人、失語症の証人が揃い、前代未聞の法廷闘争が始まる!

下村敦史(しもむら・あつし)
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著書に『黙過』『悲願花』『絶声』『同姓同名』『刑事の慟哭』などがある。