ランキング一覧
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今月のベスト・ブック 国内ミステリー『猫鳴く森で謎解きを』楠谷佑 著
国内ミステリーの最前線はこれだ!気鋭の書評家・若林踏さんが近刊の中から「いま一番面白い」作品を厳選してご紹介します。
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有吉メモ 第30回 有吉弘行の脳みそを少し垣間見せてもらうエッセイ連載
芸人・有吉弘行の頭によぎった由無し事をそこはかとなく綴った「有吉メモ」。彼の脳みそを少し垣間見せてもらう、そんな連載。
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風林火山のむすめ(1/3)
「父の悪行には、理由があり、封印紐の持ち主はその秘密を知っているそうだ」織田信長に敗れ、混乱に陥る武田家の当主・勝頼は、妹・松姫にこう打ち明ける。そして、「父の真意を聞きたかった。なぜ、あのような愚行をしたのか」とも。甲斐を拠点に猛将と恐れられた武田信玄。息子も、そして、娘も理解できない数々が、2人の心を苦しめた。悪か、それとも、正義か――。”5つの悪行”を知る人々を捜し求めることで、真の父親の姿を追う。荒れる戦国の世が覆い隠した、武将と妻と、そして、娘の物語。
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枯れ枝に桜(1/4)
六十歳以上の女性のみを対象とした女性用風俗店『銀楼館』。そこに所属する美しい男娼である櫻は、様々な老女に求められる日々を送る中、やがて彼女たちの人生にも触れることになる。男娼との遊びに耽る、かつて一世を風靡した大女優。半身麻痺となった夫をよそに、見せつけるように情事に耽る妻。不意に希死念慮に襲われたことで結びついた2人の老女。年老いてもなお性を求めることに、どうして理由が必要なのか。様々な形の「愛」を描いてきた令和の才能が、老境の性を通じて描き出すヒューマンドラマ。
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めぐる糸 明治浪漫霊異譚(1/4)
時は明治三十九年。帝大生の斎木啓吾には誰にも言えない秘密があった。それは、この世ならざる霊が視えること。心霊研究に心酔する子爵家の次男坊である連翹寺正周にその体質を知られてしまい、以降、正周の「目」として帝都で起きる、奇っ怪な事件に巻き込まれていく。調査するうちに見えてくるのは、霊異の裏に潜む、ままならない人生を懸命に生きた人々の想いだった。家族、友人、愛する人へ――この世に未練を残し彷徨う魂に、二人が託された願いとは。霊が視える帝大生と、視えない心霊学者が紡ぐ、人情味あふれる明治霊異譚。