どうして社会の求めるものと自分はズレているのだろう。そんな苦しさを、実は誰もが抱えている──伊藤朱里『内角のわたし』を読んで著者と女子社員が話しあってみた(前編)
現代を生きる様々な立場の女性たちを克明に描いてきた小説家の伊藤朱里さん。新刊『内角のわたし』で描いたのは、生きづらい社会をサバイブするために、自分の中に3人の〈わたし〉の声を抱えている女性主人公だ。ユーモラスに描かれる声たちの葛藤は、私達現代人の誰もが抱える生きづらさを見事に体現している。著者の伊藤朱里さんと、版元の女性社員3名が『内角のわたし』について語りあう。