ブックレビュー記事一覧

大反響につき続々重版の人気時代小説「三河雑兵心得」シリーズ。愛読者である歴史タレントの小栗さくらさんがその魅力を紹介する。『三河雑兵心得　8　小牧長久手仁義』井原忠政

「このミス」大賞出身＆現役弁護士作家が問う裁けなかった罪“親殺し”。家族の闇に切り込む圧巻のサスペンス　『正義の段階 ヤメ検弁護士・一坊寺陽子』田村和大

ぶっ飛ぶほどの衝撃！　なんなんだこれは！　読み始めたらもう抜け出せない「遠田潤子シンドローム」　『ドライブインまほろば』遠田潤子

友人関係の悩みや恋愛への憧れ、大人への反発、自分がとった行動への後悔……。児童養護施設で暮らす女子高生を主人公に描く、普遍的な青春小説　『ななみの海』朝比奈あすか

直木賞作家の目を通すと、世界はどんな風に見える？　散歩中や電車の中など、日常生活の中で見かけた「あの人」を描く“圧倒的人間観察記”待望の続編！　『続・犬棒日記』乃南アサ

「この時代小説がすごい！」第1位の「三河雑兵心得」シリーズ最新作！　家康の天下取りを“雑兵からの視点”で描いた戦国足軽出世物語の第8巻が発売！　今作は真田家登場＆小牧長久手の戦い！　信長なき世を巡る徳川丸の航海から目が離せません！　『三河雑兵心得 小牧長久手仁義』井原忠政

『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』がお好きでしたら！　身分を隠して市井の一員となり、悪党どもを退治する、徳川綱豊（のちの第6代将軍徳川家宣）が主人公の人気シリーズが決定版で登場！　時代小説の王道を歩む『浪人若さま　新見左近　決定版』（佐々木裕一）が連続刊行！

急逝した著者が遺した「越境捜査」シリーズ第7弾。警視庁と神奈川県警のはみだし刑事が「所轄」はもちろん「法」や「常識」を“越境”して巨悪を討つノンストップ警察小説。今度の謎は「死んだはずの男」の過去……　『転生　越境捜査』笹本稜平

2020年本屋大賞ノミネート&2019年けんご大賞受賞『ムゲンのｉ』が待望の文庫化。眠りから醒めない謎の病気と夢幻の世界の冒険がクロスオーバーする、37万部突破の医療×ファンタジー×ミステリーの超大作！

ダメ夫に愛想を尽かした妻は自立を決意。一方の不倫相手に捨てられた夫は久しぶりに妻を誘うが……。セックスレスをきっかけに夫婦のあり方、子育てのあり方を問いかける令和時代の家族小説。『したいとか、したくないとかの話じゃない』足立紳

3人の女性を殺害後、子宮を取り出した猟奇殺人犯。逮捕後、被害者のうち1人だけ犯行を否定する。真犯人は他にいるのか？　驚愕の鑑定サスペンス！　『鑑定人 氏家京太郎』中山七里

夫に不倫された主婦の支えとなったのは、端正な顔の男子高校生だった──。儚くも強い気持ちに心揺さぶられる純愛小説。　『旋律　君と出逢えた奇跡』望月麻衣

25年前に甲子園に出場した高校が、決勝戦で敗北…監督辞任…その裏に、隠された真実があった──。小説推理新人賞作家による珠玉のミステリー短篇集。　『エースの遺言』久和間 拓

お腹の我が子への愛とつわりへの憎しみ。目立つほくろがコンプレックスで上手くいかない対人関係。中学生の息子に髭が生え、自分には白髪が…。体の変化に悩みながらも「今」の自分が愛おしくなる魔法の5編　『彼方のアイドル』奥田亜希子

万引きしようとしていた性的搾取されている少女…妻子ある男性と付き合っている派遣社員…「このままでいいのか」と問い直す、人の強さに向き合う感動の物語　『アンドロメダの猫』朱川湊人

幕府の女隠密が命を賭して探った大名家の秘密とは！?　真相を追及する藩医の行く手に刺客が立ちはだかる。大名家の闇は深い……。『蘭方医・宇津木新吾 14 間者』小杉健治

女だとて、恐れることはない。私の人生は、私が決める。勝ち気な華族令嬢と怜悧な書生、対照的な２人の明治謎解き譚。『華に影 令嬢は帝都に謎を追う』永井紗耶子

寝たら死ぬ！　見る夢が、過去から現在へと近づいて、現在に達すると死亡するという奇病。眠りたい…寝ちゃダメ…戦慄のタイムリミット・ホラー・サスペンス！『走馬灯症候群』嶺里俊介

隠された謎、あなたはいくつ解けますか？　女子高生の日常で起きた事件を解決せよ！　見た目はほんわか、中身は複雑。ミステリの名手・乾くるみが送る連作短編集『ジグソーパズル48』

多くの事件を解決してきた警視庁の十津川警部は今日も殺人事件の現場に飛ぶ！『十津川警部 特急リバティ会津111号のアリバイ』西村京太郎

読んだその日から、あなたもこれで大金持ちに。数々の話題作を発表してきた著者が描く、貧乏から脱出する方法。『闘資』浜口倫太郎

南町奉行所のはぐれ与力が、幼馴染みの鍼医者と最強バディを組んで天下無双の影裁き！『はぐれ又兵衛例繰控【一】駆込み女』坂岡真

新刊を熱望されてきた作家の9年ぶりの小説は、ダークファンタジー×愛×ディストピア、クロスジャンルの超弩級エンターテインメント！　鬼才が「月」を舞台に描く物語世界は、おそろしいほどの引力で読む者を惹きつける。『残月記』小田雅久仁

なぜあの人は離婚を？　AI研究者の探偵が、事件の背後にある「動機」を解き明かす連作ミステリ『動機探偵 名村詩朗の洞察』喜多喜久