小説

かくして、警官は希む

かくして、警官は希む
イラスト:岡田航也
あらすじ

新宿区中落合で空き家が全焼し、焼け跡から遺体が見つかった。だが、後頭部に外傷があり、さらには死後20日近く経っていることが判明し、捜査本部は困惑する。放火と殺人の犯行は別なのか? 警視庁捜査一課の刑事・武本正純は地道な捜査を開始する。「武本&潮崎」シリーズ第5弾。

日明恩(たちもり・めぐみ)
神奈川県生まれ。日本女子大学卒業。2002年『それでも、警官は微笑う』で第25回メフィスト賞を受賞。他の著書に『そして、警官は奔る』『やがて、警官は微睡る』『鎮火報 Fire's Out』『埋み火 Fire's Out』『啓火心 Fire's Out』『ロード&ゴー』『ギフト』『優しい水』『濁り水 Fire's Out』『ゆえに、警官は見護る』がある。