用部屋手附同心の裄沢広二郎は、僅か半年のうちに敵対した与力を三人もお役から飛ばしたことで、北町奉行所の同僚から気を遣われる存在となっていた。そんな中、日本橋本石町の呉服屋・鷲巣屋の番頭が裄沢の屋敷を訪れ、小判入りの菓子折を置いていった。見世への出入りを求めてきた鷲巣屋の願いを裄沢はにべもなく断るが、それでも諦めない見世の主は卑劣な手を使い――。裄沢の身辺を探る鷲巣屋の目的は一体何なのか、そしてその正体とは!? 書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第五弾。
北の御番所 反骨日録 【五】 かどわかし
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定価:759円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-67125-4
発売日:2022年8月4日
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今、大注目の奉行所小説 第5弾
八丁堀の屋敷に届いた小判の入った謎の菓子折
奸計に落ちた娘を救う乾坤一擲の賭け
時代小説SHOW 2021年時代小説ベスト10[文庫書き下ろし部門] 第3位
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