瀬戸内の島を出た神原采女正は、天明の鬼六の船で朝太郎らとともに江戸へ向かう。一方、忠兵衛は辻斬りに遭っていた古着商を助けて温かな交流を持つのだが。大反響の書き下ろし長編時代小説第八弾。