御小納戸役の旗本・酒井家の厄介叔父である隆次郎が元飯田町の古物商を訪れ、売り物の書画を突然破り捨てた。被害に遭った古物商は訴え出なかったものの、他でも同様の所業に及んでいる疑いが生じたため、隆次郎は小伝馬町の牢屋敷に留め置かれているという。部屋住みとして静かに暮らしていた男は、何故そのような騒動を起こしたのか!? 内命を受けた隠密廻り同心の裄沢広二郎は探索を開始するが――。やさぐれ同心・裄沢の洞察力が冴え渡る、書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第十弾!
北の御番所 反骨日録 【十】ごくつぶし
定価:770円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-67197-1
発売日:2024年4月10日
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累計25万部突破!
時代小説SHOW 2023年時代小説ベスト10[文庫書き下ろし部門]第1位
シリーズ第10巻 最新刊!
古物商の秘蔵品を突然破り捨てた厄介叔父。
偏屈坊主の書画に秘められた真実とは!?
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知恵も回れば弁も立つ
されど剣の腕前からっきし
上役受けはすこぶる悪いが洞察力は群を抜く!
謹慎上等、左遷覚悟のやさぐれ同心
友のため庶民のために奔走す!
北の御番所 反骨日録 シリーズ既刊本
一 春の雪
二 雷鳴
三 蝉時雨
四 狐祝言
五 かどわかし
六 冬の縁談
七 辻斬り顛末
八 捕り違え
九 廓証文
十 ごくつぶし
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