小説

氏家京太郎、迷う

氏家京太郎、迷う
©Shutterstock
あらすじ

選挙演説中に狙撃事件が発生。犯人の行方不明のまま、物的証拠は被害者の被弾した弾丸のみだった。警察内で犯人像に対する意見が割れ、苦肉の策として民間で科学捜査鑑定を請け負う〈氏家鑑定センター〉に銃弾の鑑定をもちかけてみるが――。大好評鑑定人シリーズ第3弾!

中山七里(なかやま・しちり)
1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュ-。音楽から社会問題、法医学まで幅広いジャンルのミステリーを手がけ、多くの読者の支持を得ている。『翼がなくても』『死にゆく者の祈り』『笑え、シャイロック』『テロリストの家』『護られなかった者たちへ』など著書多数。