腐米汚職を陰で操る島丘伸之丞の正体が札差の二井屋であることが分かり、湯瀬直之進と登兵衛らは、島丘の背後に潜む黒幕堀田備中守正朝を追い詰めようと策を練っていた。そんな折、長い間病床に伏していた沼里藩主誠興から使いを受け上屋敷に駆けつけた直之進は、そこで沼里家中で起きている不穏な動きを耳にする。(『口入屋用心棒 : 11 旅立ちの橋』より)。鈴木英治の人気時代小説シリーズ、一気読み必至の【合本版】第2弾!
※本電子書籍は「口入屋用心棒」シリーズ11巻~20巻を1冊にまとめた合本版です。重複購入にお気を付けください