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小説

ヨモツイクサ

知念実希人 他[著]
ヨモツイクサ
イラスト:青依青
あらすじ

その森には『何か』がいる。
人ではない。ヒグマでもない。
究極の遺伝子を持つ生物の名は──ヨモツイクサ。

本屋大賞ノミネート『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃作。 
医療ミステリーのトップランナーが初めて挑む戦慄のバイオ・ホラー!
北海道旭川にアイヌの人々が怖れた禁域《黄泉の森》がある。その禁域を開発しようとする会社の作業員達が行方不明になり、現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されていた。警察はヒグマの仕業だと断定したが、人智を超えた殺戮はヒグマとは考えられない。道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭い、今も家族を捜していた。この2つの事件は繋がっているのか。作業員が死ぬ前に見た蒼い光とは何か? ヨモツイクサとはいったいなんなのか?

5月17日『ヨモツイクサ』発売記念! 単行本の69ページまでを特別公開いたします。

ヨモツイクサ
知念実希人[著]
判型:四六判
定価:1,848円(税込)
ムゲンのi 上
知念実希人[著]
判型:文庫判
定価:770円(税込)
ムゲンのi 下
知念実希人[著]
判型:文庫判
定価:770円(税込)
知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』で本屋大賞ノミネート。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。
青依青