諏訪町の油問屋近江屋に盗賊が押し込み、家族や奉公人ら九人を惨殺した。南町与力秋山久蔵と岡っ引の弥平次は、金蔵に残されていた天狗の絵から、甲州、駿府を荒らし回る〝天狗の政五郎″一味の仕業だと見当をつける。弥平次らは政五郎らを追いはじめるが、頭の政五郎がかつて信濃高遠藩の藩士だったことが知れ……。装いも新たに再刊行、人気シリーズ第四弾。
柳橋の弥平次捕物噺 4 道連れ
定価:703円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-66696-0
発売日:2014年11月13日
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