目の前に並べられたのは、抹茶と和菓子のセットである。
「もうすぐ重陽の節句なので、菊を模した着せ綿という上生菓子だそうです。小町通りの人気店から届けてもらってるんですよ」
「いただきます」
お盆を脇によせると、巫女さんはテーブルを挟んだ向かいの席に座った。
「あらためまして、私、この一条神社で巫女をしている若宮汀子といいます。神主は兄の雅臣です」
巫女さんがふりかえった先では、いつの間に現れたのか神主らしき人物がカウンターにもたれて腕組みをしていた。妹も美しいけれど、この兄も相当整った顔をしている。
名物だという竹林はここでもうっそり茂ってやはり恐ろしげだったけれど、兄妹のほうは素直に見応えがあった。
「はじめまして、神主の若宮雅臣です」
「こちらこそ、はじめまして。ええと、中森美優です」
兄妹ふたりに頭を下げて顔を上げると、妹のほうとふたたび目が合った。
「美優さん、唐突ですが、後悔してることがあってお参りにいらしたんですよね」
あまりにぶしつけな質問で、つい固まってしまった。
「それは人並みに後悔のひとつふたつありますけど、そのせいでお参りに来たわけじゃ。SNSで見かけた社殿があんまりにもおん──個性的で、つい気になったというか」
急いで言い直したけれど、巫女さんには伝わってしまったようで「あぁ」と苦笑いしている。
「ちなみに後悔しているのは、どんなことです? よければ聞かせていただけませんか」
「え? それはちょっと」
後悔の中身は、初対面の相手に軽々しく話せるようなことではない。聞かされたところで、この兄妹も、思わぬ重みにどう応えていいか困るはずだ。それなのになぜか、のどから言葉が出たがってうずうずしているのがわかった。抹茶茶碗を持ったまま固まってしまった私に向かって、巫女さんがずいっと身を乗りだしてくる。
「美優さん、信じていただけないと思いますが、じつはこの神社には時帰りという御利益があって、美優さんをお望みの過去に帰してさしあげられるんです」
「え?」
荒唐無稽な話を、少女漫画から抜けでたような美少女が語っている。ますます混乱して動けずにいると、巫女さんが瞳をぎらつかせた。
「あ、その顔は乗り気ですね? よかったあ」
「いや、ちょ、ちょっと?」
この抹茶処に連れてきた手際といい、道ばたの勧誘も顔負けの強引さである。
それまで無言だった神主が、やおらこちらに近づいてきた。
「汀子、美優さんは意味がわかっていないと思うぞ。まずは時帰りの説明からもう少しきちんとしてさしあげないと」
「あ、いえ、時帰りがなんなのかは何となくわかりました。望んだ過去の時点に帰れるってことでしょう?」
神主がうなずいて、立ったままつづけた。
「話の早いかたで助かります。では、そういうわけで、もしお望みなら後悔している過去へ送ってさしあげますが、どうなさいますか」
兄も大概、強引だった。
「お、おにい、ちゃん?」
巫女さんが、巫女さんの隣に腰掛けた神主を呆然と見つめている。
「どうしちゃったの? こんなにすんなり儀式を承諾するなんて。もしかしてからだの調子でも悪い?」
「そんなんじゃない」
巫女さんが兄のおでこに手をあてがおうとしたけれど、兄は軽くよけて顔をしかめた。
「お心を決めていただければ、儀式をおこないます。ただ、儀式のまえに、いつの時点に戻りたいかと、なぜその過去に戻りたいのかをあらかじめ教えていただく必要はありますが」
「ありますがって──」
とうてい信じられない。信じられないのにやはり、話してしまいたくなる。その理由は自分でもよくわかっている。おそらく、まったく関係のない誰かに聞いてほしいのだろう。
これまで、夢でしか向き合うことのできなかった苦い、苦い後悔をひとりで抱えつづけるのは、もう限界なのだ。
「どうなさいますか」
神主の声に、大きく息を吸って答えた。
「もし本当に過去に戻るなんてことが可能なら、お話しします」
指先が震える。それでも、つづけた。
「私の両親、母の不倫が原因で離婚したんです。母が出ていった小学三年生のころに戻らせてくれませんか。原因は母の浮気だって聞かされていたから、泣いてあやまる母に、私、ぜったいに許さないって言葉を投げつけちゃって──でも三十代になって、あのときの母の年齢に近くなった今なら、母の気持ちもわかるんです」
父は、外では真面目で仕事熱心だったけれど、家庭のことは母に任せきりでふんぞり返っていた。祖父が祖母に支配的な人だったせいか、言葉の端々に母を見下すような発言も目立った。社会的には母のほうが許されざる行為をしたのかもしれない。しかし今思えば、小学三年生の多感な時期だった娘に、離婚理由として母親の不貞を告げる父は精神的にかなり幼稚だったと言わざるをえない。祖父と父による母の悪口は離婚後もずっとつづき、私のなかの母に対する憎しみを膨張させていった。
唯一の味方は祖母だった。私が中学を出るまで存命だった祖母はとてもやさしい人で、父の実家に越してから息を詰めて過ごしていた私を、街に連れ出してはパフェをごちそうしてくれたり、かわいらしい服を買ってくれたりした。そんな人でも真っ向から祖父に刃向かうことはなく、家のなかではうつむきがちに過ごしていたけれど。
中学生くらいだったろうか。祖父と父の心の貧しさに気がつくようになったのは。今どき、女には教育なんて必要ないという考えだった祖父。自分より娘や母が、いや、女性が優位に立つことなど許せない父。彼らから自分を守るために、家のなかでは逆らわず、過度に相手にもせず、祖母がそうだったようにただ淡々と家事をこなしながら、どうにか奨学金をもらって大学を卒業した。父や祖父にぶつけたい思いはずっと胸に蓄積していたけれど、やりとりは虚しいものになるに決まっている。だから、ひたすら我慢した。
就職が決まり、家を出ようとしたときも、反対されて引きさがり、彼らと住みつづけて家事を担った。もう出られたはずなのに、いつのまにか、闘えない人間になっていたのだ。
ようやく家を出られたのは、結婚のタイミングだった。ぜったいに彼らに似た男は選ばないと心に誓い、じっさい、まったく違うタイプの相手と結婚して独立した。けっきょくうまくいかなかったけれど。
とにかく、血がつながっている私でも息苦しいのに、母にとって夫や祖父からの当たられ方は耐えがたいものだったろう。私がもしも母だったら、やはり耐えられずにほかの男性の手をとって家を出たに違いない──と今なら思うくらいに。
「だから、謝りたいんです。さんざん拒絶してきたくせに、自分の状況がこんなふうになってから会いにいくなんて、都合がよすぎてとてもできなくて、音信不通のままで。どこで暮らしているのかも、知るのが怖くて調べたことがありません。母にしたってもう何年も会っていない子どもなんて、赤の他人と変わらないかもしれないですし。ましてやあんな別れ方をしたのだし。
もう一度、今の自分で会えたら、きっと違う言葉をかけます。かけたいんです。毎年送られてきた誕生日プレゼントにもお礼を言いたいし、なにより、会いたいです」
「お兄ちゃん?」
様子をうかがうような巫女さんの声に、私も神主へと視線を向けた。彼もまた、私を射るように見つめ返してくる。
「お母さまと会われて、どうするつもりです?」
「それは──もっと母を尊重した声がけをするつもりです」
「いっしょに暮らすことは考えていないんですか」
「──いいえ。母には母の人生がありますし、違う相手を見つけたんだったら、私はいないほうがいいと思うんです」
なぜか、少しほっとしたように神主がうなずいた。
「踏み込んだ質問をして申し訳ありません。時帰りをしても、大きな出来事を変えられないんです。たとえば死ぬ運命だった方の命は救えません。はずれた宝くじも、やり直したからといっておそらく当てられないでしょう。同様に、お母さまと暮らしたいという願いをお持ちでも、もしかして落胆される結果になるのではと思ったので」
「大丈夫です。大きな期待を抱かないことには慣れています。それにまあ、時帰りなんてどうせ無理でしょうしね」
願っていたわけではないけれど、叶わないと言われて勝手に少し傷ついた。返した声に少し険がまざったことは否定できない。
「いいえ、時帰りの儀式をすれば、本当にここから過去に帰れます。やり直しを希望されますか」
神主の視線があまりにもまっすぐで、唾を飲みこんだ喉がこくりと鳴った。
澄んだ声があたりを清めるように響き渡った。神主が祝詞をあげる声だ。
鈴を打ち鳴らしているのは先ほどの巫女さんで、神々しい舞姿に畏怖の念さえわいてくる。
タダだから金銭的に損をすることはないし、過去でいくら時間を過ごしてもこちらではせいぜい一、二時間しか時が流れないと説得され、いくつかほかにも注意を聞かされたあと、あれよあれよという間に儀式をすることになってしまった。
今にも床が抜けそうな本拝殿にこわごわと正座し、竹林を凝視している。
駆け足の説明によると、竹林の向こうが光りだしたら、過去へ戻る準備ができた合図らしい。同時に私の手首の内側にも光の棒が現れ、時帰りできる日数を表してくれるそうだ。
もしかして幻覚でも見るよう、お抹茶に一服盛られた可能性もなくはない。心なしか動悸までしてきた。
いっそ逃げ出してしまおうかと腰を浮かしたとき、引き留めるように鈴の音が響き、はっと我に返った。祝詞の声に耳を傾け、深呼吸を繰りかえしているうちに、ようやく鼓動も落ち着きを取りもどしたようだ。
どうせここから逃げても、もとの憂鬱な日常にからめ捕られるだけ。ならばもう少し、この怪しい儀式に付きあったほうがましかもしれない。
ふたたび竹林を眺めていると、誰かが鏡で合図でもしているように向こうがチカチカと光った。
「え?」
目をこらしてようやく見えるくらいだった光は、見るまに強く、大きく、広がっていく。気がつけば、私の手首の内側にも言われたとおりの光の棒が二本、しっかりと現れていた。
「うそ──」
二本のうち一本は、もう一本の六割くらいの長さだった。説明によると一本で一日分の時帰りを表しているというから、私の場合、一日と半分ちょっと、時の向こうにいられるということなのだろう。
もしかして兄妹は本当に私を過去へと帰す力があるのだろうか。振り返って、こめかみから汗をしたたらせて舞う巫女さんを見あげると、巫女さんが励ますように会釈を返した。
そうだ。光が見えたら、竹林へ入っていくんだよね?
立ちあがって靴を履き、境内を横切って竹林を貫く小径へと足を踏みいれる。
あり得ない、こんなこと。
そう思いながらも竹の葉が擦れる音に見送られて進んだ。どこまで林がつづいているのだろうと不思議に思ったころ、足がするんと滑った。
「きゃっ」
転ぶと思ったつぎの瞬間ふわりと体が浮き、光で満たされた空間を漂うように落ちていく。
これって現実なの?
身の回りの変化に適応する暇もないまま、どんどん落下していった。なすすべもなく落ちつづけ、半ばパニックに陥ったまま、やがて、ぽてんとお尻から着地した。
「ここって──」
信じられない思いであたりを凝視する。
ほんとうのほんとうに、時帰りをしてしまったのだろうか。
私が着地して腰かけているのは、子どものころよく通った公園のブランコだった。
神主にあらかじめ言われていたとおり、当時の小さな体のなかに、大人の意識だけ戻ってきたらしい。手の平を空に透かすと、大きめのおにぎりくらいのサイズだった。手の甲も肌もすべすべだ。ブランコから降りて、ぎりぎりつま先の届いていた地面をちょこんと踏んでみる。
まだ余分な肉のついていないしなやかな体の感覚に、戸惑いと驚きがあらためてじわじわとこみあげてきた。
空いっぱいに夕暮れが広がっている。この怖いくらいの朱色、キンモクセイの香りがまじった空気の匂いを私はよく覚えている。ブランコを無意識にこぐうちに、当時の記憶が嫌でも呼び起こされてきた。
ここは、本当に“あの日”なのだ。神主に戻りたいと伝えた、母が出ていく前日。
あのころ、家のなかに流れる沈黙が耐えられずに、放課後や土日は、友だちと遊んでいると母に嘘をつき、できるだけ長い時間をここで過ごしていた。
ここに来れば、楽しそうに遊ぶ親子の声が聞こえる。鳥の鳴き声が聞こえる。ブランコの持ち手がキイキイと鳴る音も、噴水の音も、車の音さえも、家の無音よりはるかにやさしく響いた。
それでも、そろそろ帰る時間だ。あちらにいた子どもたちも、こちらのママグループも気づけばいなくなっていて、今は親子が二組だけ。真っ赤に燃えていた空に星がまたたきはじめ、視界の向こうでは夜がはじまっている。
さっきから帰りたくないとダダをこねていた幼稚園帰りの女の子も、さすがに疲れたのかおとなしく母親の手をとって砂場から立ちあがった。
釣られるように、私も遊具たちの長い影を踏んで歩きだす。
これから帰る。あした母が出ていく家に帰る。
父に母がなにをしたかをさんざん吹きこまれ、本当の意味もよくわからないままに母が悪いのだと思いこんで、この時期はほとんどまともに口もきいていなかった。今思えば、母ともう住めなくなるのがつらくて、悲しみを怒りとして表現することでどうにか立っていただけ。本当は母が恋しくて仕方がなかった。
公園を出て家路をたどる時間が距離のわりに長く感じる。しばらく歩いて家の門までたどりつき、懐かしい親子三人で暮らした家のドアを見上げると、胸がしめつけられた。
「ただいま」
そっと声をかけて、明かりのついていないリビングに入った。キッチンとひとつづきの部屋は、古い記憶のとおりカレーの香りで満たされている。
ずっとひどい態度をとっていたのに、去る前日に、母は私の好物をつくっていたのだ。 あした出ていくことは、父からあらかじめ聞かされていたことだった。
テーブルに頬杖をついていた母が、ぱっと立ちあがって驚いていた。目が腫れぼったい。
「お、遅かったね。迎えにいこうかなって思ってた」
「うん」
冷静になろうとするのに、約二十年ぶりの懐かしい姿に、胸がいっぱいでなにも言えなかった。やつれて見えるものの母は美しくて、まだ存分に新しい人生をはじめるエネルギーも時間も残されていたのだとあらためて思う。
伝えたいことはなんだったろう。まさか本当にこの日に戻ってこられるなんて思っていなかったせいでパニックになり、不用意な言葉が口からころがりでた。
「ママ、あした、いなくなるんでしょう」
母が目を見開く。とっさに、懐かしい顔を曇らせたくなくて言い足した。
「そのまえに、いっしょに出かけたいんだけど」
「──いい、の? ママと出かけてくれるの?」
「うん。あと、お腹すいたから、カレー、すぐ食べたい」
「わかった、すぐによそうね。手を洗ってきて」
さっと目もとをぬぐいながら母が言った。
「ごはんいっぱいにしてね」
「──久しぶりに声を聞かせてくれたね」
どう答えていいのかわからず、くちびるをぎゅっと噛んで洗面台へと向かう。
手洗いうがいをし、鏡のなかの顔をのぞきこんだ。
ひどく痩せっぽちで、目ばかりがぎょろりとして見える。父方の誰とも似ていない目元は母譲りだったのだと、今さら気づかされた。
部屋に戻り、私とは逆に、饒舌な母と向かいあってカレーを食べはじめた。懐かしい甘い味だ。食べやすいように野菜が小さく切ってある。
「美優、明日なんだけど、お洋服を買いにいくのはどう?」
「え? いいけど、買い物なんてする時間あるの」
「──うん。夕方までなら平気だよ。なにか欲しいものはない?」
見た目は小学生でも、今の私は、三十代の大人だ。これから父と別れてひとり暮らしをする母にもっとも必要なのは、お金だと心得ている。
「なんにもいらないよ。でもケーキを食べにいくのは?」
本当はお茶をしたいと言いたかったけれど、さすがに子どもらしくないだろう。
あしたも母と向かいあって座り、会わなかった時間を、少しでも埋めてみたい。女同士で話してみたい。このときの母がこの状況をどう思っていたのか、なにを考えていたのか、できるだけ深く知りたい。
ゆっくり話せる素敵なお店でも検索して母をもてなしたかったけれど、あいにくネットの普及はあと二、三年経ってからだし、子どもがそこまでできるはずもない。
「うれしいなあ。それじゃあ、ケーキとお茶で、女同士でお話しようか」
「うん」
笑ってみせると、母が片手で胸を押さえてぎこちなくうなずいた。
入浴を済ませたあとは、体がずんと重くなった。ひどく疲れていた。どんなに起きていようと思っても、いつの間にかまぶたが下りてきてしまう。
ベッドの脇に控えた母が手を握ってくれているのに、もうあと何分も起きていられそうになかった。
「ママ、私が眠るまでここにいてね」
ちがう、こんなことを言いたいんじゃないのに。もっと伝えなくちゃいけないことがある。聞きたいことだって。
問いかける言葉をいくらつかみ取ろうとしても、まどろみに包まれてままならない。
「うん、いるよ。ここにいるよ」
声を震わせた母の頬に触れたいのに、意識は、数十年ぶりの安堵に沈んでいった。
目覚めてすぐに、懐かしい天井が目に飛びこんできた。
時帰りが夢ではなかったことにほっとする。
寝ころんだまま伸ばした手首には、光の棒が輝いていた。この時間を去るときにはごく淡くなって消えると言われているから、まだ猶予が残されているのだろう。
「美優、起きてるか」
ノックの音とともに、父がドアの向こうからせっかちに問いかけてきた。
「うん、起きてる」
返事のあと、父が様子をうかがうように顔をのぞかせた。
「今日、パパとばあばの家に泊まりにいかないか。そのほうがいいだろう?」
母親の悪口を吹きこんだあとだから、簡単についてくると思っているようだ。
「ママと約束してるから、そのあとだったらいいよ」
無邪気をよそおって告げると、父の瞳がおおきく波うった。
「──そうか。それじゃあ、ママとの約束が終わったらばあばの家に行こうか」
「わかった」
一瞬、邪魔されるかと身構えたけれど、さすがに最後の日は譲ってくれるようだ。
ただし、家族最後の朝食は、やはりバラバラだった。
母と会話のないまま、父は早々にどこかへ出かけてしまった。一度目の今日は、たしか祖母とふたりで荷造りをして、祖父母の家に引っ越したと記憶している。父はいっしょだったのか、それとも先に祖父母の家にいたのか、あまり記憶がない。
朝食のあとは、ほとんど袖を通さなかったよそいきのワイン色のワンピースを着て、飾りベルトのついた黒のフラットシューズをはき、母と街に出ることになった。
「よし、いこうか」
玄関先で笑ってみせた母の目は腫れぼったい。
記憶どおりの母の顔だ。そっと手をつなぐと、つよく握りかえされた。