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小説

いっそこの手で殺せたら

小倉日向[著]
いっそこの手で殺せたら
あらすじ

元教師のライター・筒見芳晃は十歳年下の可愛い妻・絵梨、年頃の愛娘・沙梨奈と何不自由のない暮らしを営んでいた。だが、穏やかな日々は突如一変する。勤め先から妻が帰ってこない。携帯電話も不通。不吉な予感に駆られて交番を訪ねた芳晃は、驚天動地の事実を告げられる。しかしそれは、やがて始まる忌まわしい悪夢の幕開けに過ぎなかった!! 衝撃ミステリー『極刑』で鮮烈デビューを飾った新鋭・小倉日向が放つ、業と毒の問題作。

いっそこの手で殺せたら
小倉日向[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
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小倉日向(おぐら・ひなた)
1964年、新潟県生まれ。上越教育大学大学院修了。地元での公務員生活を経て、2020年、『極刑』(双葉社刊・後に文庫化)にて作家デビュー。毒とユーモアを好み、筒井康隆、モンティ・パイソン、北野武らに影響を受ける。愛読した作家は他に遠藤周作、太宰治、向田邦子、丸谷才一など。テレビは海外ミステリードラマを好む。映画はスタンリー・キューブリック。座右の銘は「驕れる者は久しからず」。近著に『いっそこの手で殺せたら』、『東京ゼロ地裁 執行 2』など。