少年のロクはある晩、盗みに入った家で主人の夏目金之助に見つかってしまう。しかし金之助はロクを新しく来た書生と勘違いしたようで、そのまま夏目家で生活を共にすることになり……。(「夏目家どろぼう綺談」)離婚して実家に出戻った君江は、路上で猫を拾い可愛がる。しかしその猫は高名な小説家・内田百閒の飼う「ノラ」だった。失踪した愛猫を探し東奔西走する百閒のもとへノラを帰そうと試みるが――。(「内田家うらない綺談」)テレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞した脚本家が描く、猫を愛した文豪たちの心温まる物語。
定価:748円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52839-8
発売日:2025年4月9日
あの文豪の隣にも、猫がいた
実在の文豪と猫が織りなす 愛おしさこみあげる物語
夏目漱石「吾輩は猫である」
内田百閒「ノラや」
テレビ朝日新人シナリオ大賞受賞 気鋭の脚本家、小説デビュー作!
収録作
「夏目家どろぼう綺談」
夏目漱石の名作「吾輩が猫である」の執筆のきかっけは…一人の泥棒と一匹の猫!?
「内田家うらない綺談」
内田百閒の愛猫を偶然拾った君江。周囲を巻き込み「ノラや」を生んだ大騒動とは?
振り回され、時につれない。それでもやっぱり、愛おしい。
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