出版社の双葉社は、本日2026年10月21日(水)、新たな紙の文芸誌「Leaf リーフ」を創刊した。

 

 創刊号のテーマは「街、あるいは何処かで」。赤川次郎、朝井まかて、一穂ミチ、宮島未奈らをはじめ、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、伊坂幸太郎など、多彩な書き手が、実在の街や場所、もしくは架空の場を舞台に描く。

 

 毎号ひとつのテーマのもとに、小説、エッセイ、コミックエッセイ、対談などが収録され、すべて読切。気になる作家や作品から楽しめる一冊で、544ページの充実した内容を、880円(税込)で買い求めることができる。

 

 刊行に先立ち本誌を読んだ全国の書店員の皆さんからも、素敵な感想が寄せられている。発売にあわせて、その一部をご紹介したい。

 

 

■「今から第2号が待ち遠しい!」全国の書店員の皆さんから感想が到着

 

 ジャンルを横断する作品との出会い、好きな作家の新たな一面、そして一冊を読む満足感。ひと足先に「Leaf リーフ」を読んだ書店員の皆さんの感想から、多彩な楽しみ方が窺える。

 

 

「次から次に別ジャンルの作品が待ち構えている、贅沢な一冊! 小田雅久仁さんの異次元世界の物語に度肝を抜かれ、渋谷龍太さんの『鳩』というタイトルからは想像もできない物語にハマってしまいました! こんなにもおもしろい作品をまとめて読めてしまう『Leaf』。今から第2号が待ち遠しい!」
──TSUTAYAサンリブ宗像店 渡部知華さん

 

「豪華な顔ぶれに思わず『おお…!』と声が漏れてしまうほど好きな作家様たちばかり! 久しぶりの伊坂幸太郎さんのエッセイに踊り出さんばかりにニヤつきながら読ませていただきました。」
──須原屋コルソ店 岩谷妙華さん

 

「好きな作家の作品を読むために手に取った一冊が、知らなかった作家との出会いにつながる──『Leaf』は、ワンテーマのもとにジャンルも作風も異なる作家が集まっているからこそ、『次は誰を読もう?』という新たな楽しみも生まれます。文芸誌を読んだことのない人にも、思いがけない物語との出会いを楽しんでもらえそうです。」
──紀伊國屋書店新宿本店 新井沙佑里さん

 

「どの短編も読みごたえのある長さで、一冊での満足度が高い文芸誌!」
──紀伊國屋書店新宿本店 常世田海輝さん

 

「赤川次郎先生の作品が切れ味のある短編で何だか勝手に身の引き締まる思いがしました。」
──芳林堂書店高田馬場店 飯田和之さん

 

「テーマが『街』ということで、ちょっとした旅気分で読むことができました。気軽なこころの一人旅をした気分です!」
──三洋堂書店富田店 土井陽子さん

 

※感想は一部抜粋です。

 

 

■創刊号のテーマは「街、あるいは何処かで」。気になる一編から、物語の旅へ

 

 実在の街や場所、もしくは架空の場を舞台に、ミステリー、ホラー、ノワール、ファンタジー、家族小説、青春小説、人情小説など、多彩な物語が並ぶ創刊号。

 

 好きな作家の作品から、気になるジャンルから、その日の気分に合わせてページをめくることができる。ひとつのテーマを入口に、まだ読んだことのない作家や、思いがけない物語と出会えるのも、本誌の楽しみのひとつだ。

 

【創刊号の執筆陣】

[小説]
赤川次郎・朝井まかて・芦沢央・いしいしんじ・一穂ミチ・小田雅久仁・神永学・木爾チレン・佐藤究・澤村伊智・渋谷龍太(SUPER BEAVER)・染井為人・松下龍之介・宮島未奈(五十音順)

[エッセイ]伊坂幸太郎

[コミックエッセイ]小指

[対談]藤野千夜×志村貴子(『団地のふたり』コミカライズ)

[書評] 大竹昭子・大森望・金承福

 

ブックデザインはアルビレオが担当。表紙・本文イラストには、毎号のテーマに合わせたイラストレーターを起用。創刊号はタカラカオリさんが手がけた。

 

 

■物語の一葉が、心の幹に。双葉社から生まれる、新しい紙の文芸誌

 

「葉」という字を社名に含む双葉社が、半世紀以上にわたって「小説推理」で培ってきた文芸の土壌から、新たな物語の「葉」を芽吹かせる。その一葉が、いずれ読者の心の幹に育つように──。そんな思いを込めて誕生したのが「Leaf リーフ」だ。

「leaf」には、名詞として「ページ」、動詞として「ページをめくる」という意味もあり、紙の文芸誌ならではのタイトルとなっている。

 

 1973年創刊の「小説推理」は、2025年9月号からウェブマガジンへ移行。「Leaf リーフ」は、同編集部が長年培ってきた編集の経験と、ウェブで得た読者とのつながりを生かして送り出す、新たな紙の文芸誌だ。

 

 2028年5月に迎える双葉社創業80周年のカウントダウン企画として、第1号(2026年10月刊)から第5号(2028年10月刊)までに、計80名の創作者が登場する。

 次号となる2027年4月刊の第2号テーマは、「才能」。ここからどのような物語が生まれるのか、引き続き注目してほしい。