早春の荒川河川敷に放置されていた車のトランクから、十津川の友人、佐伯隆太の遺体が発見された。捜査に着手した十津川警部は、生前に受け取った佐伯からの手紙を手掛かりに、亀井刑事とともに福島・会津若松に向かった。