1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2012年『白球アフロ』で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し作家デビューを果たす。2018年には、フルマラソンに情熱を傾ける視覚障害者の女性と、その伴走者となった若者の青春を描いた長編『風が吹いたり、花が散ったり』で第24回島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『野球部ひとり』『つよく結べ、ポニーテール』『僕の母がルーズソックスを』『空洞電車』『あめつちのうた』『日向を掬う』などがある。