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小説

定食屋「雑」

定食屋「雑」
あらすじ

真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女“ぞうさん”がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり──。個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。

定食屋「雑」
原田ひ香[著]
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
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原田ひ香(はらだ・ひか)
1970年、神奈川県生まれ。2006年「リトルプリンセス2号」でNHK創作ラジオドラマ大賞受賞、07年『はじまらないティータイム』ですばる文学賞を受賞しデビュー。主な著書に『東京ロンダリング』『ランチ酒』『DRY』『まずはこれ食べて』『一橋桐子(76)の犯罪日記』『三人屋 サンドの女』など。