真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女“ぞうさん”がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。
定食屋「雑」
定価:1,760円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24727-5
発売日:2024年3月21日
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この店で頰張る、懐かしさと至福の味。
『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者が贈る、粋で美味しい人生の物語
商店街の古びた定食屋を営むのは、70代と30代の女ふたり。
嬉しい日も、大変な日も、変わらずあなたをお迎えします
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真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていた。しかしある日突然、夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味つけの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老いた女店主の〝ぞうさん〟がいた。夫の真意を探るため、沙也加はこの定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。
年齢も立場も異なる女たちが明日を切りひらく。
読めば勇気がもらえる、心温まる物語。
この店は、きっとあなたの居場所になる
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