神田鍛冶町で「針研ぎ かぐら」を営む浪人の糸原佐武郎。その研ぎの技は、他に類を見ないほど精妙なもので、いまでは小間物問屋の大店から研ぎの注文が常に入るほどになった。実は佐武郎、江戸に出てくる前は広島藩の徒目付としてたたら場に入り浸り、鉄の扱いを熟知していたのだ。しかし、無二の親友である黒部新右衛門から“あるもの”を預かったことから、佐武郎の運命は奔流に巻き込まれてゆく。針をよすがに己を磨き、敵に立ち向かう、血湧き肉躍る新感覚時代活劇誕生!
定価:814円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-67267-1
発売日:2025年12月10日
針をよすがに己を磨き、敵に立ち向かう!
生きるか死ぬか、手に汗握る新感覚時代活劇シリーズ誕生!
主な登場人物
糸原佐武郎
元広島藩徒目付の浪人、神田鍛冶町で「針研ぎ かぐら」を営む。たたら場仕込みの研ぎの技は天下一品。
青
座敷に呼ばれて占いや舞を披露する「声聞師(ルビ・しょうもんじ)」の男。容姿端麗で喋りも達者。
お羊
佐武郎が通う飲み屋「南番」の女将。気働きができて度胸も満点。
お花
鉄問屋の大店「備後屋」のひとり娘。杖術を習っている。
黒部新右衛門
広島藩の祐筆で佐武郎の無二の親友。
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