偽りの皇帝夫婦としての人生を歩み始めた翔央と蓮珠の元に、華国の王が突然訪れた。華王の目的が、双子の母親である朱妃の遺児探しだと知った蓮珠は、大きな選択を迫られる。なぜなら、朱妃の遺児とは、蓮珠が大切に育ててきた妹・翠玉その人であったからだ――はたして、姉妹の絆は「偽り」に染まってしまうのか――大人気中華後宮ファンタジー第七巻。