ある日の皇帝執務室――相国の中枢を担う面々が、一通の書状と睨み合っていた。書状の差出人は『中央地域を平定した国の使い』を名乗る者で、要件は「相国を明け渡せ」といったものだった――戦争撲滅を願う蓮珠たちは、戦わずして相国を守り抜くことが出来るのか……!?思考巡らす、大人気中華後宮ファンタジー第八巻。