1961年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。シナリオライターとして活躍の後、松本清張賞に応募した『デフ・ヴォイス』で、作家デビュー。
コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である手話通訳士を主人公にしたミステリーで話題となり、続編の『龍の耳を君に』『慟哭は聴こえない』『わたしのいないテーブルで』などが次々と刊行される。
2021年『ワンダフル・ライフ』で読書メーターOF THE YEAR 2021に選ばれる。他の著作に『漂う子』『ウェルカム・ホーム!』『キッズ・アー・オールライト』などがある。