茂兵衛の一人娘である綾乃が祝言を挙げたのも束の間、太閤秀吉が薨去し、世は大いに揺らぐ。続く前田利家逝去、武断派七将による石田三成襲撃を経て、家康はいよいよ天下への野心を隠さなくなった。悪巧みは冴え渡り、こき使われる茂兵衛は東奔西走する。そんな中、綾乃の夫となった矢左右衛門が江戸から京に上ってきた。可愛い娘を奪った憎き婿に、茂兵衛は何かときつく当たるが……。戦国足軽出世物語、虎視眈々の第十五弾!
三河雑兵心得 15 関ケ原仁義 上
定価:759円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-67220-6
発売日:2024年12月11日
拡大する
累計145万部突破!
おめでとう茂兵衛、
あとは孫だな!
戦国足軽出世物語、天下を窺う第15巻!
拡大する
登場人物紹介
植田茂兵衛……徳川家の鉄砲百人組頭 三河国渥美植田村の元百姓
植田小六……茂兵衛組の四番寄騎 茂兵衛の甥
植田弥左右衛門……茂兵衛の一人娘・綾乃の入り婿
本多平八郎……徳川家の大名 上総国大多喜で10万石を領する 茂兵衛の元上役
福島正則……豊臣家恩顧の大名 尾張国清洲で24万石を領する
石田三成……豊臣家恩顧の大名 近江国佐和山で20万石を領する 五奉行のひとり
関連作品
関連の特設サイトをみる