自分の店は持たず、間借り営業で全国を転々とする鮨職人の雅代さん。そんな彼女が間借り先の店主やそこに訪れる客の悩みを解説するハートウォーミング鮨小説。母親が帰国せずに途方に暮れる少女や、売れなくなったロック歌手、そして迷走中の鮨店二代目……今回も極上鮨を握りながら、雅代さんが大活躍!