歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』につぐ、開拓期の北海道を舞台に描く短編集。札幌開墾を主導する大友亀太郎と、開墾に従事する青年の行く末/表題作。開拓長官・黒田清隆と札幌農学校初代教頭・クラーク博士が船上で繰り広げる教育論争/「七月のトリリウム」。『時代小説 ザ・ベスト2020』(日本文藝家協会編)に採録された注目作/「貸し女房始末」。新時代の波に翻弄されながらも、己の生きる道を選びとった者たちの姿を情感豊かに綴る全五編。
定価:825円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52622-6
発売日:2022年12月15日
明治新時代の波に翻弄されるサッポロ――。
「人を作ること」が開拓なのだと訴えてくる。
これは実利主義極まる現代への警鐘でもある。
大矢博子氏(解説より)
『時代小説 ザ・ベスト2020』(日本文藝家協会編)に採録!
注目作「貸し女房始末」を含む全五編