「神の湯」が湧き出る日本最古の名湯「道後温泉」にひっそりたたずむ温泉宿「湯築屋」。今日も世界各地の神様たちが癒しを求めてやってくる。この不思議なお宿を切り盛りするのは女子大生若女将の湯築九十九。宿のオーナー兼夫の稲荷神のシロとの甘酸っぱい(?)夫婦生活を送りながら、巫女修行に勤しみ日々成長中だ。そんなある日、九十九の友人の燈火が夜道で何者かに追われ逃げ惑っているところを白い着物の美青年に助けられる。後日、お客様として現れたその美青年は、白蛇の伝説を持つ岩崎神社の神様「ミイさん」だった……!