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小説

沖晴くんの涙を殺して

額賀澪[著]
沖晴くんの涙を殺して
あらすじ

11年前、北の大津波に呑まれた沖晴は死神と取引をしたという。人間の五大感情のうち『悲しみ』『怒り』『嫌悪』『怖れ』を差し出し、『喜び』だけが残されて生還した。高校生となった沖晴が瀬戸内の階段町で出会ったのは余命一年の音楽教師・京香だった。笑うことしかできない沖晴は京香と心を通わせることで次第に感情を取り戻していく。沖晴は京香の命が尽きる前に普通の少年に戻れるのか──。感動の傑作青春小説、待望の文庫化!

沖晴くんの涙を殺して
額賀澪[著]
判型:文庫判
定価:858円(税込)
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世界の美しさを思い知れ
額賀澪[著]
判型:四六判
定価:1,650円(税込)
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額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年「ウインドノーツ」(『屋上のウインドノーツ』に改題)で第22回松本清張賞、同年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。著書に『沖晴くんの涙を殺して』『風に恋う』『タスキメシ』『転職の魔王様』などがある。