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小説

限界国家

楡周平[著]
限界国家
あらすじ

政財界のフィクサーと言われる前嶋は、「20年、30年先の日本がどうなるか」を、世界有数のコンサルティング会社に調査依頼した。命を受けたコンサルの津山は、部下とともに調査を始めるが……。少子高齢化、AIの進化による職業寿命の短命化、地方の過疎化、優秀な若者の海外流出――。明るい材料が何ひとつないなか、津山が出した結論とは⁉ すべての政財界人、若者必読の警告の書!

限界国家
楡周平[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
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楡周平(にれ・しゅうへい)
1957年岩手県生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した国際謀略小説『Cの福音』がベストセラーになる。翌年、小説執筆に専念するため米国企業を退社。「朝倉恭介」シリーズや『無限連鎖』に代表されるサスペンス小説など幅広い作風で人気を集める。05年の『再生巨流』以降は経済小説を精力的に執筆。近著に『終の盟約』『食王』『ヘルメースの審判』『黄金の刻 小説 服部金太郎』『日本ゲートウェイ』などがある。