試し読み
小説

この限りある世界で

小林由香[著]
この限りある世界で
あらすじ

15歳の少女が教室で同級生を刺殺した。加害少女は犯行の動機を二転三転させ、少年院にやってきた篤志面接委員にこう告げた。「本当の犯行動機を見つけてください」と──。刊行を記念し、冒頭より【試し読み】をお楽しみください。

この限りある世界で
小林由香[著]
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
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小林由香(コバヤシユカ)
数々のシナリオ賞受賞ののち、2011年、短編「ジャッジメント」で第33回小説推理新人賞を受賞。16年、「サイレン」で第六九回日本推理作家協会賞短編部門候補、17年、連作短編集『ジャッジメント』がキノベス!の第8位に選出される。著書に『罪人が祈るとき』『イノセンス』『チグリジアの雨』『まだ人を殺していません』など。