著者紹介

乃南アサのなみ・あさ

1960年東京都生まれ。早稲田大学中退。広告代理店勤務を経て、88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞の優秀作になりデビュー。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、16年には『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。人間心理を巧みに描いた小説を著す一方、近年は『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『美麗島プリズム紀行』といった台湾に関する随筆を発表している。『風紋』『晩鐘』ほか、近著は『チーム・オベリベリ』『犬棒日記』

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