犬も歩けば棒にあたる――。その故事のごとく、一歩外に出てみれば、そこで出会うのは災難か幸運か!? 巧みな人物造形と心理描写で多くの読者から支持される著者が、自ら街で見た人物や光景を日記形式で描く随筆集。直木賞作家の目に、その人は、あの出来事は、どう映るのか。あなたの身近の風景も、著者の手にかかれば、一瞬にして物語になる!