異臭のするアパートで、ゲームクリエイターとして名を馳せた男が腐乱死体となって見つかった。現場から採取された体液のDNAから、容疑者として逮捕された男は、鑑定人・氏家京太郎の親友だった。無罪を主張する親友の力になるために奔走する氏家だが、この事件の裏側には恐ろしい罠が隠されていた──! 鑑定人・氏家京太郎シリーズ第2弾の冒頭を無料で公開しますので、ぜひ、この機会にお楽しみください。
◆「試し聴き」はこちらから
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4680
◆概要
【作品名】『氏家京太郎、奔る』
【著者】中山七里
【朗読】外崎友亮
【あらすじ】
鑑定人・氏家京太郎シリーズ第二弾!異臭のするアパートで、天才ゲームクリエイターの九十九が腐乱死体となって見つかった。部屋には九十九が何者かに殺された形跡が残っており、現場に残っていた体液と一致した容疑者の御笠が逮捕される。しかし御笠は犯行の否認、一度も九十九の家には足を踏み入れていないと主張する。弁護士は民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉に再鑑定の依頼をするが、依頼を受けた室長の氏家は、容疑者の名前を見て動揺を隠せなかった。御笠は氏家のいちばん親しい級友だった。