繁忙期には連載を14作品同時に執筆し、法廷ものから音楽ミステリーまで幅広いジャンルで作品を発表している小説家・中山七里さん。次の新作は、鑑定人シリーズ第2弾『氏家京太郎、奔る』。
民間の鑑定所〈氏家鑑定センター〉の所長を務める氏家京太郎を主人公としたシリーズ第2弾は、発売後に即重版がかかり好評発売中の人気シリーズ。今回はポッドキャストでは中山七里さんをお招きして創作のポイントをお聞きしました。
【ポッドキャストの主な内容】
・シリーズ作品の立ち上げのポイントとは?
・結末が未定のプロットを提出。「原稿がきて編集者が驚かなかったら、書いた意味が無い」
・連載が忙しくても本を一日一冊、映画は一日一本以上見る
・オーディオブックと相性のいい小説とは?
・プロの小説家に最も必要なものとは?
・小説で一番気を使うのは「いかにして文章を読みやすくするか」
・どんでん返しの帝王・中山七里が、「あの人はすごい!」と思う作家とは?
本作について、著者・中山七里氏の裏話が聞けるポッドキャストはこちらから!
◆「話題本の著者に聞く」はこちらから
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4653
◆概要
『氏家京太郎、奔る』
【著者】中山七里
【あらすじ】
亀戸で複数の死傷者を出した無差別殺傷事件が発生。犯人の深瀬という男は逮捕後、「死刑になりたかった」と供述している。事件記者の安田賢太郎は週刊誌での連載のため、深瀬とかかわりのある人物にインタビューしていく。彼の人生を調べていくうちに、不思議と共感を覚えていく安田。しかし、安田の執筆した記事によって、深瀬の模倣犯が出現して…。社会との繋がりを失った人々の絶望と希望を紡ぎ出す、迫真のサスペンス。