『氏家京太郎、奔る』試し聴き

『氏家京太郎、奔る』試し聴き
異臭のするアパートで、天才ゲームクリエイターの九十九が腐乱死体となって見つかった。部屋には九十九が何者かに殺された形跡が残っており、現場に残っていた体液と一致した容疑者の御笠が逮捕される。しかし御笠は犯行の否認、一度も九十九の家には足を踏み入れていないと主張する。弁護士は民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉に再鑑定の依頼をするが、依頼を受けた室長の氏家は、容疑者の名前を見て動揺を隠せなかった。御笠は氏家のいちばん親しい級友だった。鑑定人・氏家京太郎シリーズ第2弾はオーディオブックでも楽しめます。作品の冒頭部分を無料で公開しますので、この機会に「氏家京太郎、奔る」をお楽しみください。
中山七里(なかやま・しちり)
1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュ-。音楽から社会問題、法医学まで幅広いジャンルのミステリーを手がけ、多くの読者の支持を得ている。『翼がなくても』『死にゆく者の祈り』『笑え、シャイロック』『テロリストの家』『護られなかった者たちへ』など著書多数。
氏家京太郎、奔る
中山七里[著]
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
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