現代人の多くが抱える「生きづらさ」を描いた小説『死にたいって誰かに話したかった』が、「おすすめ文庫王国2024」(本の雑誌増刊)エンターテインメント部門第1位に選ばれました。本書は、印象的なタイトルと共感を呼ぶ内容で、発売前から「ブクログ」や「NetGalley」でランキング1位を獲得するなど、大きな話題となっていた作品です。

 

選者 藤田香織さんコメント
 本書は読んでいるうちに、長年どこにも吐き出せずドロドロの澱のようになった過去の出来事やその時の痛み、苦み、何より溜め込むしかなかった自分の気持ちが整理され、浄化されていくのだ。強くて凄い。
「おすすめ文庫王国2024」(本の雑誌増刊)34pより抜粋

 

 今回の第1位獲得を受け、「おすすめ文庫王国2024」「ブクログ」「NetGalley」の第1位“3冠”をうたった、新帯と新拡材を作成しました。是非、書店店頭にてチェックしてください!

 

 

 

【あらすじ】
あたたかい家庭がほしいと願いながら、恋人どころか友人もできず空回りばかりしている奈月は、生きづらさを抱えて日々暮らしていた。悩みを共有できる人がいないか、「生きづらさを克服しようの会」を勝手に発足し、勧誘チラシを撒く。すると、モテなさすぎて辛いと話す男性から連絡がきて──。どうして私たちは他の人のように「普通」に生きられないのか。生き方に悩む男女が不器用に前進していく。

 

作家・寺地はるなさんの絶賛コメントはこちらから!
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/1933

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