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小説

犬がいた季節

伊吹有喜[著]
犬がいた季節
あらすじ

著者の母校と実在した犬をモデルに、18歳の恋や友情、逡巡や決意を瑞々しく描く。かつて高校生だった、そして今、青春の真っ只中にいるすべての人に贈る物語。今回は第一話「めぐる潮の音」をお楽しみください。

犬がいた季節
伊吹有喜[著]
判型:文庫判
定価:880円(税込)
伊吹有喜(いぶき・ゆき)
三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(『夏の終わりのトラヴィアータ』を改題)でポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。主な著書に、映像化された『四十九日のレシピ』『ミッドナイト・バス』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』、全国有志の書店員による「乙女の友大賞」を受賞した『彼方の友へ』、高校生直木賞を受賞した『雲を紡ぐ』や、「なでし子物語」「BAR追分」シリーズなどがある。2020年に刊行した『犬がいた季節』(小社刊)で、2021年本屋大賞第3位。