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小説

その嘘を、なかったことには

水生大海[著]
その嘘を、なかったことには
あらすじ

人間は、都合が悪くなると嘘をついたり本当のことを言わずに済まそうとしてしまいます。そういうことをしていると……と、その先どうなるのかが気になる物語を5編収録したミステリ作品集『その嘘を、なかったことには』。その中から、高校の卒業式で何かが起こる、「三年二組パニック」を全文公開。

その嘘を、なかったことには
水生大海[著]
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
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水生大海(みずき・ひろみ)
三重県生まれ。2008年『罪人いずくにか』で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し、翌年同作を『少女たちの羅針盤』と改題しデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」で第67回日本推理作家協会賞短編部門候補となる。著書に「ランチ探偵」シリーズ、「社労士のヒナコ」シリーズのほか、『マザー/コンプレックス』『宝の山』など多数。