試し読み
小説

晩秋行

晩秋行
あらすじ

居酒屋店主の円堂のもとに、バブル時代、ともに荒稼ぎをした盟友の中村から電話が入る。当時、「地上げの神様」と呼ばれ、バブル崩壊後、姿を消した二見興産の社長の愛車で、20億円の価値があるクラシックカーの目撃情報が入ったという。20億円の車をめぐってバブルの亡霊たちが蠢き出す、大沢ハードボイルドの新境地。

晩秋行
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
著者プロフィール
著:大沢在昌
1956年、愛知県生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年、『無間人形 新宿鮫Ⅳ』で第110回直木賞を受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞している。近著に『暗約領域 新宿鮫Ⅺ』『冬の狩人』『悪魔には悪魔を』『熱風団地』などがある。