カフェの店長として忙しく働く清瀬は、恋人の松木とすれ違いが続いている。関係がこじれた原因は、彼の「隠し事」にあると思っていた。そんなある日、松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。入院中の松木の部屋を訪れ、彼が隠していたノートを見つけた清瀬は、すれ違いの「本当の理由」を知ることになり――。〝当たり前〟に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。解説:瀧井朝世
川のほとりに立つ者は
定価:759円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52876-3
発売日:2025年10月15日
自信をなくした時、悩みを抱えた時、
心の奥底へ寄り添ってくれたのは
誰より何より、この物語だった
読後、泣きたいほどの優しさに包まれる
本屋大賞ノミネートの大注目作
作家デビュー10周年
この物語を読んで、あなたはまるきり他人事だと思えるだろうか。登場人物たちと置かれた立場は違っても、彼らの言動のなにかしらが、自分の日常生活にフィードバックされて共感したり、気づかされたり、反省させられたりすることになったのではないか。読めばきっと誰もが、自分も「川のほとりに立つ者」なのだと気づかされるはずだ。
――瀧井朝世(解説より)
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