洪水で崩れた深川洲崎の石垣普請の入札にまつわる普請奉行と岩槻屋の不正を暴いたものの、御手伝普請のための費用がいまだ足りぬ正紀たちは、窮地に追い込まれる。一方、市中では米問屋の売り惜しみによる米価の高騰で、民衆の不満が高まっていた。打ち毀しさえ起きかねぬ不穏な気配の中、正紀たちは改易の危機を無事乗り切れるのか!? 注目の第30弾!