父親を亡くしたばかりの弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は川越の家で暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るくてお調子者の亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、衝撃の事実を知る。母は結婚前に快彦を妊娠していて、快彦に知られてはならない秘密を抱えていた。そして、出生の秘密は亮介の傷害致死事件とも繋がっていく。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか——。
定価:1,980円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24753-4
発売日:2024年7月25日
孤独な弁護士と人殺しの罪を背負う男
僕らは友達になれるだろう?
傷つけるのも、傷つけられるのも怖くて、心にバリアをはる。だけど、バリアは優しさも跳ね返す。薬丸さんの温かいまなざしは、もっと人を信じて、歩み寄ってもいいのだと教えてくれる——湊かなえ氏
共に生きるひとがいれば、希望は失われない。あなたのしあわせを願う感情は、愛だけではない。友情もだ。そう叫んでいる物語だ——町田そのこ氏
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