婚約者の一花が病気でこの世を去った──。哀しみにうちひしがられる僕に一通の手紙が届く。送り主は亡き恋人。そこに記してあったのは、「謎解き」だった。彼女から出される謎を解いていくたびに、明かされていく恋人の想い。喪失と再生。「誰かを愛するということ」の大切さが胸にささる、涙なしでは読めない恋愛ミステリー。
彼女が遺したミステリ

定価:825円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52723-0
発売日:2024年1月10日


至高の恋愛ミステリー
この世を去った彼女が恋人に遺したのは、温かくて切ない「究極の愛」
号泣必至
読後、自然と流れる涙を止めることはできない・・・・・・


第6回双葉文庫ルーキー大賞受賞作
「行く先々で出会う人達がみんな優しくて、主人公を励まして背中を押してくれているようでした。それらも全て婚約者である一花のおかげなんだろうなぁと、深い愛を感じました。遺された悲しみ、遺して逝かなければならない悲しさをひしひしと感じて、読んでいて辛いところもありました。でも最後まで読んでよかった…! 一花の想いに涙が止まりませんでした」(TSUTAYAサンリブ宗像店・渡部知華さん)

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