育たない胸に、どうしてこんなに悩んでいるのだろう。いくつ年を重ねても、いつも人生に自信を持てない。たかが胸なのに。されど、胸――。生きづらい世の中との隔たりをやわらかく溶かす珠玉の小胸小説。『ブラ男の告白』『EあるいはF』『授乳室荒らしの夢』『胸は育たない』の4篇を収録。
定価:1,760円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24606-3
発売日:2023年2月22日
小さな胸の私はいつも
自分にも社会にも馴染めなかった
グラドルの胸のサイズに固執する私
ブラジャーを密かに着けていた夫は…
他人の幸せを願う授乳室荒らし
サッカー部のマネジャーは皆大きい
でも、大丈夫。
自分の中のわだかまりを
やわらかく溶かす優しいエール小説。
「EあるいはF」
推しの俳優がまさかの結婚発表。相手は元グラビアアイドルで、胸のサイズはEかFか。Fだけはダメ……Fという記号は私と推しの大切な思い出なの。無職Aカップの私を悩ますFの存在をどうにか払拭しないと、もう前に進めない!
「ブラ氏の告白』
「夜、トレンチコートの中にブラジャーを着けた男が出る」というブラ氏の噂を聞きました。もしかして、それは夫かもしれないし、私かもしれない。ブラジャーの存在が、高齢夫婦の私達の人生を大きく変えるのでしょうか――。
ほか『授乳室荒らしの夢』『胸は育たない』の二編を収録
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