百七十年後に現れる鬼神と対峙するため、甚太は甚夜と改名し、第二の故郷・葛野を後にした。幕末、不穏な空気が漂い始める江戸に居を構えた甚夜は、鬼退治の仕事を生活の糧に日々を過ごす。人々に紛れて暮らす鬼、神隠しにあった兄を探す武士……人々との出会いと別れを経験しながら、甚夜は自らの刀を振るう意味を探し続ける――鬼と人、それぞれの家族愛の形が描かれるシリーズ第2巻は、あたたかい読後感に魅了される人が続出!
鬼人幻燈抄 二 江戸編 幸福の庭
定価:781円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52501-4
発売日:2021年9月9日
関連記事
関連作品
関連の特設サイトをみる